議員活動は3年目となり、任期の前半が終了しました。議会は役員改選を経て新体制での活動が始まりました。
所属会派 大志の会(たいしのかい)
所属委員会 市民地域委員会(委員長)、
議会運営、議会改革、広報広聴、予算決算
◎5月臨時議会で役職改選
5月9日~12日の臨時議会において役職の改選があり、次のとおり決まりました。任期は2年です。
議 長 大谷 洋介
副議長 芦田 眞弘
監査委員 吉見 純男
総務防災委員長 足立 伸一
副委員長 田渕 裕二
市民地域委員長 西田 信吾
副委員長 金澤
徹
教育厚生委員長 大槻富美子
副委員長 中嶋
守
産業建設委員長 藤田
守
副委員長 高宮 辰郎
予算決算委員長 桐村 一彦
副委員長 柴田
実
議会運営委員長 塩見卯太郎
副委員長 高橋 正樹
広報広聴委員長 井上
修
副委員長 塩見
聡
私は市民地域委員会委員長になりました。2年間の副委員長の経験を活かし、政策提言を実現したいと考えます。その他に議会運営委員会、議会改革検討会議、広報広聴委員会の委員としても活動いたします。
予算決算委員会は議長を除く全議員が委員です。
◎市民地域委員会の活動
市民地域委員会の委員は正副委員長のほかに、塩見卯太郎議員、野田勝康議員、柴田実議員、森下賢司議員の6名です。地域振興部と市民人権環境部が所掌する事業について調査研究を行います。今年度の調査研究テーマは、
①地域協議会の活性化による地域振興施策
②移住・定住の促進
③デマンド型交通普及促進
④戦略的な観光振興施策
出張委員会をはじめ多くの市民の皆様と意見交換を行い、政策提言に繋げていきたいと考えます。
◎会派が変わりました
4月で希望の会は解散しました。私は桐村一彦議員、高宮辰郎議員と3人で
大志の会(たいしのかい)
を結成いたしました。
会派の名称は変わりましたが、私の議員としての姿勢や活動に変化はありません。市政に対して是々非々の態度で臨み、今後も一層しっかりと意見を述べてまいります。
◎議員定数を2名削減する条例が可決・成立
5月の臨時議会において議員定数を2名削減して24名にする条例案が13対12のわずかな賛成多数で可決されました。
私は採決に先立ち反対討論を行いました。
反対理由は削減ありきの議論に終始し、削減後の議会のあり方の検討もなく、削減根拠も乏しいことです。
市政に大きな影響がある議案は、大多数の議員の同意が必要です。議会の弱体化を心配します。次の選挙からは24名になりますが、本市と議会の将来を真剣に考える候補者が多数立候補されることを期待します。
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◎6月議会での決定事項
補正予算は一般会計で上・中・下六人部小学校統合準備事業、調節池整備事業などに
3億2620万円、
休日急患診療費特別会計で
1743万円を承認しました。
他に地区計画の建築物の制限に関する条例改正など、さらに農業委員会委員20名を承認しました。
◎6月議会での一般質問
本会議において、一般質問を行いました。概要です。
質問1 働き方改革と職員の勤務時間対策について。
①本市の対応は。
「答」働く人の視点に立って人生を豊かにするとともに経済を再生する手段と考える。職員の超過勤務・健康対策は重要。時間外労働の上限規制をする。午後8時退庁の「20運動」を今年度から実施する。
②市長の考えは。
「答」資質の向上は必要だが、健康でやりがいをもった仕事が重要だ。スピード感をもって改革する。
働き方改革は意識改革だ。管理者から意識改革してほしい。(西田)
質問2 少子化対策について①少子化の現状、要因、対策の重要性は。
「答」増減はあるが減少している。平成28年は724人。要因は未婚化、晩婚化の進行。対策は重要だ。
②少子化対策条例の制定は。
「答」総合的な政策になるもので他市の状況を見て研究する。個人の価値観に配慮する必要がある。
③生涯未婚率の上昇について。
「答」多様な価値観が影響している。本市の数字は公表されていない。
④府の「婚活応援センター北部スポット」とは。本市の役割は。
「答」5月に開設。婚活相談など、北部の拠点となる。本市は会場の提供を行う。
⑤本市独自の婚活支援事業は。
「答」今年度の事業はない。
⑥本市の婚活支援事業を事業棚卸しにより廃止したが理由は。
「答」4年の期間が終了した。センター開設を契機に府と連携する。
⑦婚活支援事業を復活する予定は。
「答」センターに同種の補助制度があるので復活しない。
⑧市長の考えは。
「答」センターと連携する。今後は研究して施策を検討する。
質問3 市民のアイデア活用について。①買い取り事業の成果は。
「答」5年間実施。735件、510人から提案があった。市民協働の意識が向上する成果があった。
②事業を廃止した理由は
「答」応募者の固定、事業化の伸び悩みが理由だ。市民からの提案は重要であり他の事業で対応する。
質問4 本市のもつポテンシャルについて。①ポテンシャルとは
「答」資源や資産。自然、歴史文化、子育てしやすい住環境、医療の充実、教育環境、工業団地などの産業だ。
②どのように活かしていくか。
「答」今年度の事業としては、知の拠点、観光地域づくり、産業支援センターなどを進める。
③広域連携のそれぞれの自治体が持っているポテンシャルとは
「答」舞鶴のクルーズ船、宮津の天橋立などの観光資源などだ。
ポテンシャルとは位置エネルギーだ。位置を活かした施策(定住自立圏など)を推進してほしい。(西田)
◎公開事業棚卸しを決定
6月23日に行政改革推進会議があり、今年度の公開事業棚卸しが決まりました。開催日は8月26日、27日の2日間、会場は市民プラザ、対象は2班で28事業です。多くの市民の皆様に参加していただきご意見をいただきたいと思います。
◎夜久野みらいまちづくり協議会総会及び講演会
5月28日に夜久野みらいまちづくり協議会の総会に出席しました。熱心な取組に議会としても応援したいと思います。総会後に福知山公立大学の杉岡准教授による「自治基本条例と地域運営組織の意義」についての講演がありました。
◎観光地域づくりセンターが開所しました
6月29日、福知山駅前観光案内所内に「福知山観光地域づくりセンター」が開所しました。市が観光協会に委託して運営を行います。市長が推進する戦略的な観光振興施策の実現を目的とするもので、観光客の増加に繋がることを期待します。
これからの2年は今までの経験を活かし、より広い範囲の施策について検討し、本市の未来、市民生活の向上に寄与する政策提言を積極的に行うよう努めてまいります。