議会報告 第二回

福知山市議会議員

 西 田 信 吾

議員活動を始めて六か月目になります。現在の活動状況について報告いたします。



出席した主な行事
7月・市町村議会議員研修(滋賀県)
 ・海の京都博開会式典(宮津市)
8月・KTR利用促進協議会総会(宮津市)
・議会運営委員会視察(山口県)
・市民地域委員会視察(三和町)
429号榎峠トンネル早期着工決起大会
・鳥獣処理施設開設式典(大江町)
9月・惇明敬老祝賀会

 ・惇明小学校運動会


◎一般質問概要
九月十四日の本会議において次の三項目の質問を行いました。

[質問1]本市の未来創造福知山(案)の概要、市長の決意は
[答]長期にわたる地域社会の変容に対応し、将来あるべき望ましい福知山市の姿を体系化するために「未来創造福知山(案)」(名称変更)を策定した。市民主体の市政の実現、市民協働の施策を行う決意だ。積極的な議論をしたい。(市長)

問]長期ビジョン策定の意義は
[答]未来の福知山のありたい姿を示すものだ。人間性が豊かで生きがいを感じるまち、豊かな環境や文化で輝くまち、新たな可能性が生まれるまち、安全安心に暮らせるまち、本市の強みを活かし中核都市としての役割を果たす、多様性あふれる高次機能都市をめざす。2040年の人口想定は、7万5千人から8万5千人だ。出生数と転入者の増加、転出者の減少を併せて行う長期ビジョンを示し、量から質への転換を図る。(市長公室長)

[質問2]三和工業団地、中心市街地への企業誘致による雇用拡大
 [答]三和工業団地の誘致状況は現在8社、28区画中⒑区画。誘致が進まない理由は、通勤時間の長さ、高速道路からの距離、工業用水の制限が原因と考える。企業訪問や企業展でのPR活動を行い、物流関連企業を含めた積極的な企業誘致を進める。府との連携も行っている。中心市街地への誘致は、活性化が生まれると認識している。企業訪問などで誘致を進める。(農林商工部長)

[質問3]。観光業の振興による交流人口の増加対策は。
[答]「城とスイーツ」以外の観光資源は、雄大な自然や体験型施設、マラソンなど発信している。
対策として未来創造福知山に沿ったプランを策定している。
外国人観光客対策として英語、中国語、韓国語のパンフレットの作成など、舞鶴港に寄港した船の客も視野に入れた取り組みを行っている。(地域振興部長)


◎福知山公立大学(仮称)問題

九月二十八日の本会議において関連議案が16対9の賛成多数で可決され、公立大学開設に向けて動き出しました。この問題は学生の確保等の課題がありますが、本市にとって大学は不可欠であるとの判断で賛成いたしました。公立大学は市をあげた運営が重要であり、今後の対応を監視してまいります。

◎路線バスの運行について

東岡(釜戸)、荒木、西小谷ケ丘、丸田ヶ丘自治会の協力を得ましてアンケートを実施しました。結果を踏まえてバス運行の実現に向けて要望してまいります。


今後ともよろしくお願いいたします。